矯正の治療例

さくら歯科の矯正治療例の特徴

さくら歯科の矯正治療の特徴は、マウスピース型訓練装置とバイオブロック・床矯正・3Dリンガル・ブラケットなど、多彩な装置を適宜選択し、或いは併用して健康的な歯ならび・かみ合わせを目指していることです。
人間の体は千差万別、初診で来院されたときの歯並び・かみ合わせ・お口の機能・歯並びが悪くなった原因は様々です。
とても1つの装置で治せるものではありません。

 

以下はさくら歯科で矯正治療を行った方の治療前・治療後の写真です。
正面の写真だけでは、歯並びが本当に良くなっているのか分かりにくいので、他の方向から見た写真も合わせて掲載しています。
一般的に、床矯正は奥歯のかみ合わせが悪くなる場合が多く、奥歯のかみ合わせがわかる写真をたくさん掲載しているホームページは少ないようです。
当院では、奥歯も責任を持って最大限良くなるよう常に努力していますので、奥歯のかみ合わせがなるべくわかるような写真も掲載しています。

 

 

叢生(歯ならびガタガタ)・八重歯

素人の方が一番気がつきやすいのが叢生(八重歯を含む)です。
矯正の相談に来られる方の多くは、この状態の修正を希望して来院されます。

症例1

治療開始時

矯正治療前の四日市市の子どもの歯の写真
上の歯並びがかなりのスペース不足であることはご覧の通り。
下は一見そこそこ並んでいるように見えますが、実は乳歯の糸切歯(乳犬歯)が左右とも早期に抜けてしまい、左右1本ずつのスペースが不足しています。

治療途中

矯正治療中の四日市市の子どもの上の歯の写真
治療開始後1年後の状態。
歯並びを広げて、スペースを確保しました。

治療終了時

矯正治療後の四日市市の子どもの上の歯の写真
治療開始後3年3ヶ月。保護者と本人が満足したので、この時点で終了となりました。

症例2

治療開始時

矯正治療前の鈴鹿市の子どもの歯の写真
上下とも永久歯にはえるスペースが不足しています。

治療終了時

矯正治療後の鈴鹿市の子どもの歯の写真
治療開始3年3ヶ月後の状態。

症例3

前歯がガタガタ&八重歯になりかけた例

 

『床矯正の特徴が生かせる、ぎりぎりのタイミングです』と説明して開始した例。
一般的には床矯正で対応するには遅すぎる、と言われている状態でした。
2年早ければ、治療は遙かに楽だったはずです。

 

このお子様は、既に犬歯が生え替わり始めています。
床矯正を始める時期としては遅かったのですが、お子様自身が歯並びを強くしたい、と言う思いが強く、治療を引き受けました。
本人も頑張って治療を受けられました。その結果、2年弱できれいな歯並びになりました。

治療開始時

矯正治療前の四日市市の子どもの歯の写真

治療終了時

矯正治療後の四日市市の子どもの歯の写真
治療には、4つのの装置(上下各2装置)で、細かい歯並びの修正と、かみ合わせの改善を図りました。
装置は何度も改修を繰り返し、本人がよく噛むよう努力を続けた結果、前歯の傾きが改善され、奥歯のかみ合わせも良好になってきています。
ただ、開始時期が遅かったので、犬歯のかみ合わせは理想的とは言えません。
保護者・本人が満足されたので、これ以上の治療は行いませんでした。
開始時期がこれだけ遅い場合、床矯正のみではなかなかここまではきれいに並び・かつ よく噛む状態にはなりません。
実は一つ目の装置に、3度色々な種類のスプリングをつけたり外したりすることにより、微妙な歯のずれや犬歯のひねりを修正した上で、2つめの装置に移行しています。
人間のかみ合わせに於いて一番大切なのは犬歯(糸切歯)のかみ合わせです。犬歯のかみ合わせの善し悪しは、40才を超えた頃の歯の寿命に大きな影響を及ぼします。
さくら歯科では、犬歯のかみ合わせがよくなるよう、最大限の努力・工夫をしています。
ただ、このケースのように犬歯が生え始めてからでは、なかなか犬歯のかみ合わせを理想的な状態にすることが出来ません。
犬歯が理想的に噛む状態にするためには、なるべく早く治療を開始されることが重要です。

症例4

前歯の一部が逆にかんでしまった例
比較的早めに治療を開始したので、よい結果が得られました。
でも、もう少し早ければ治療期間はもっと短く、装置も下の1個だけで済んでいたかもしれません。

治療開始時

矯正治療前の歯の写真
左(写真向かって右)の前から1・2番目の歯が、逆にかんでいます。
向かって右下の歯は、根っこが見えた状態です。

治療途中(1年7ヶ月後)

矯正治療中の歯の写真
前歯がきれいに並んだ時点:前歯は綺麗になりましたが、奥歯の一部が外側に傾き、かみ合わせが悪い状態です。このままでは良くありません。

治療終了時

矯正治療後ろの歯の写真
奥歯の歯並びの修正がほぼ終わりました。根っこが見えていた前歯の歯ぐきは、正常な状態となりました。
この様な場合、通常はまず上下の歯を側方に拡大する装置を入れ、その後逆になった部分を修正するための装置を作成するのが通常です。
今回、最初の装置で拡大を行いながら、スプリングを追加して同時にかみ合わせが逆になった部分を改善し、その後何度も装置の改修を繰り返しました。
その結果、上下とも一つの装置で治療が終了しました。

症例5

糸切歯が生えるスペースがたりない、いわゆる八重歯のお子様です。
下の前歯の歯並びもがたがたです。

治療開始時

八重歯の治療前の写真

治療終了時

八重歯を矯正治療した後の写真
本来この時期に開始すると、床矯正は結果が良くないのですが、このお子様とお母様が一生懸命に頑張った結果、歯並びだけでなく、かみ合わせも良くなりました。
また、院長が当時休みの日に針金をいくつも曲げ、順次付け替える努力があったことも、成功の一因です。

症例6

下の前歯が変な位置にはえてきた例
『よくぞこの段階で診せに来てくれました』 という例
下の前歯が最初にがたがたになることが多く、この段階で始めれば治療期間、治療費用とも最小限で済みます。
また、奥歯のかみ合わせも苦労せず良くなる場合が多いのも、早期に治療を開始する事によるメリットです。 

治療開始時

叢生治療前の写真

治療終了時

1年4ヶ月後
叢生治療後の写真
このお子様のお母様は、下の歯並びを気にしておられました。
しかし、既に生えている上の前歯(永久歯)の幅が標準より広く、隣に永久歯が生えるスペースが明らかに足りないので、上下同時に治療を開始しました。
装置は、上下各1個のみ使用しています。
早期に開始すれば、安価に・短い治療期間での歯並び治療が可能です。
難しい症例、開始時期が遅い場合は、必要な装置が増えてしまいます。
この症例は、早く開始したので歯並びだけでなく、かみ合わせもバッチリです。
(上治療終了時写真右の歯のない部分は、間もなく永久歯がはえてきます。)
なお、この患者様は計5個のスプリングをつけたり外したりすることにより、一つの装置でここまできれいな歯並びを実現しています。

症例7

下の前歯の歯並びと、上の前歯のスペース不足
下の前歯の歯並びが悪く、上の永久歯のはえるスペースが、明らかにたりないお子様です。

治療開始時

永久歯の生えるスペースが足りない子どもの口腔内写真

治療終了時

矯正治療によりスペース不足を解消した口腔内写真
この位の時期に開始すると、比較的短期間に、かつ綺麗に治ります。

症例8

上下の前歯の歯並びが悪い場合
上下とも歯並びが悪く、一部の歯は傾いてはえてきています。

治療開始時

矯正治療前の口腔内写真

治療途中

矯正治療中の写真
一見きれいに並んでいますが・・・
やや下から見たところ
矯正治療中でまだ前歯が咬んでいないことを示す写真
前歯がほとんどかんでいません。

治療終了時

悪い歯並びを矯正治療した後の写真
矯正途中の写真と大差ないように見えますが・・・
やや下から見たところ
矯正治療により前歯が咬んでいることを示す写真
前歯がきちんとかんでいます。
特に、糸切歯がきちんとかんでいることが、お子様のお口全体の健康にとって実はものすごく重要です。
さくら歯科ならではのこだわりです。

症例9

上下前歯の歯並びが悪い場合

治療開始時

上下の歯並びが悪い四日市市の子どもの口腔内写真

治療終了時

矯正治療により歯並びが良くなった四日市市の子どもの口腔内写真
このくらいの時期までに治療を開始すると、
・ 治療期間が短く
・ 治療費も安く
・ かみ合わせもよくなります。

症例10

上下前歯の歯並びが悪く、しかも八重歯になった場合
の時期になると床矯正のみでは治療が難しく、治療期間も長くなり、必要な装置の個数も多くなります。
その結果、治療費も早期に始めた場合に比べて高くなります。

治療開始時

上下の永久歯のスペースが足りない口腔内写真

治療途中

床矯正終了時
矯正治療によりスペースを確保した写真
だいたい並んではいますが、歯のねじれや傾いた状態がまだ改善出来ていません。

治療ほぼ終了時

他の装置で修正後 (その後奥歯の位置を修正中)
別装置で矯正を行い、綺麗に並んだ歯の写真
このような場合、他の装置を使用して最後に修正します。
このケースでは、ほぼ同時期に他の2種類の装置を使用して治療しました。

上顎前突(出っ歯)・過蓋咬合

日本人で本当の上顎前突(出っ歯)はそれほど多くありません。
むしろ下顎の成長が悪く、相対的に上顎が出て見える場合が殆どです。
そういう方は、多くの場合下顎の前歯が上の前歯の裏側に隠れている、「過蓋咬合」です。
過蓋咬合は、呼吸に悪い影響を少なからず与え、いびき、おねしょ、悪い姿勢をもたらします。
特に呼吸に悪影響を及ぼす事から、一生の健康状態・場合によっては寿命を左右される可能性がある、と歯科界では危惧されています。
しかし、ぱっと見歯並びは悪くない事が多く、健診で指摘されて来院される場合が多いようです。

症例1

このお子様は、上の前歯が前方に傾斜しているので、上の歯が前に大きく出ているように見えますが、実は下の顎の発育も悪く、相対的により出っ歯に見えていました。
下の前歯が上の派手はなく歯茎に咬み込んでいます。
口をぽかんと開き、口で呼吸していることが原因です。最近この手のお子様が増えているようです。
装置による矯正だけでなく、訓練や、生活習慣の改善も必要になる場合があります。

治療開始時

出っ歯のいなべ市の子どものお口中の写真
下の前歯が上の前歯に隠れ、殆ど見えません。
上の一番前の歯が、極端に前に傾いています。
下の前歯は、上の前歯の裏の歯茎に咬み込んでいます。

治療終了時

出っ歯のいなべ市の子どもの矯正治療後のお口中の写真
開始時の写真と比べて、下の前歯がはっきり見えており、上の前歯の出っ張り感が著しく改善されています。
また、下あごが正常な状態まで発育し、下の前歯が上の前歯としっかり咬んでいます。

症例2

下あごの発育が悪く(過蓋咬合)、上の前歯の歯並びも悪い例
2種類の装置を使用しました。
出っ歯のように見えますが、実は下あごの発育が悪く、下の前歯が上の前歯に隠れて殆ど見えません。
また、上の前歯の歯並びもよくありません。

治療開始時

過蓋咬合の子どものお口の中の写真

治療終了時

過蓋咬合矯正治療後のお口の中の写真
3ヶ月後の正面
下あごが前に移動し、下の前歯がよく見えるようになりました。
また、上の前歯の歯並びも更に良くなりました。
(向かって右下のゆがんだ歯は、抜けかけの乳歯です。)
この例では歯並びとかみ合わせの両方が、非常に良い状態になりました。
これから犬歯以降の歯が順に抜け替わり、全体的に良いかみ合わせになるでしょう。

反対咬合(受け口)

叢生(歯並びガタガタ)に次いで多い来院理由が、反対咬合(受け口)です。
下顎の過度の発育を来すことから、放置すると簡単に治らなくなります。
反対咬合は、少しでも早く治療を開始することが重要です。
反対咬合(受け口)

症例1

治療開始時

受け口の治療を希望して来院された子どもの口腔内写真
受け口が気になる、と来院された女の子。
まず、マウスピース型の装置で上下の歯の位置関係を修正します。

治療中

まず受け口のみ治療した時点の子どもの口腔内写真
治療開始6か月後の状態。かみ合わせは正常になりましたが、上下とも永久歯の生えるスペースが不足しています。また、上あごの幅が狭い問題もあります。
そのため、上下の歯並びを拡大して、永久歯の生えるスペースを確保します。

治療終了時

その後歯並びを治療した後の口腔内写真
4年3か月後の状態。まだ一部乳歯は残っているものの、永久歯の歯並びはよい状態となりました。
成長期に治療するので、お子様の成長ペースに合わせた治療法の選択が必要になります。

症例2

パナシールド(ムーシールド同等品)と床矯正装置を使用して治療した例

治療開始時

受け口を治療する前の口腔内写真
パナシールド装着開始時の正面
下の前歯が上の前歯の前にある状態です。
この状態を、「反対咬合」と呼びます。

治療中1

受け口のみ治療した時の口腔内写真
パナシールド装着後数ヶ月後の正面
プレオルソやパナシールドは、夜間に装着するだけで早ければ数ヶ月で受け口が治る場合があります。
但し、一部の前歯が一部ゆがんだままです。
(パナシールドは、歯並びを治すことはできません。)

治療中2

その後歯並びの治療中の口腔内写真
床矯正に移行し、数ヶ月後の正面
上の歯並びを床矯正装置の使用により修正しました。
下の前歯の真ん中(正中)がずれているのは、態癖(悪い癖)が原因です。
癖を直すことでのみ改善されます。

治療終了時

歯並びの治療も終了した時点の口腔内写真
奥歯のかみ合わせも改善出来ました。
また、悪い癖を治すことにより、上下の歯の真ん中もほぼ問題ない状態になりました。

開咬

開咬は、舌の機能異常により起こり、矯正歯科医が最も治療を避けたがる状態です。
原因となる舌の機能を治さなければ、一時的に治したとしても、必ず再発します。
舌の機能異常は年齢が低いほど治りやすいので、少しでも早く治療を開始することが重要です。

症例1

前歯の開咬(上下の前歯が噛まない状態)

治療開始時

開咬の男の子の矯正治療前の写真
上下の歯が離れている(全然咬んでいない)状態です。

治療中

開咬の男の子の矯正治療中の写真
2年後。徐々に上下の前歯が接近してきました。

治療終了時

開咬の男の子の矯正治療後の写真
4年4ヶ月後。ほぼ前歯も噛むようになりました。咬んでない歯を無理に噛ませたのではなく、舌の悪い癖を自分で治すことにより上下の歯が噛むようになったので、後戻りは起こりにくい、と言えます。
自然に上下の歯が閉じてくるのを待つので、治療には時間がかかりますが、後戻りを防ぐためにはやむを得ません。

症例2

臼歯の開咬(上下の奥歯が噛まない状態)

治療開始時

開咬の女の子の矯正治療前の写真(正面)
開咬の女の子の矯正治療前の写真(側面)
左右の前歯から奥歯にかけて、上下の歯が遠く離れて全くかみ合わない状態です。
原因は、上下の歯の間から舌がはみ出していること。
舌がはみ出ないような「ベロの部屋」を確保することが、治療上最も重要です。

治療中

開咬の女の子の矯正治療中の写真(正面)
開咬の女の子の矯正治療中の写真(側面)
10か月後の状態。奥歯はかなり接近してきましたが、まだ十分に咬み合わさっていません。
ベロもまだ少しはみ出しています。

治療終了時

開咬の女の子の矯正治療後の写真(正面)
開咬の女の子の矯正治療後の写真(側面)
4年5か月後。ほぼ全体が咬むようになりました。

成人の矯正について

さくら歯科では、成人の矯正治療は推奨しておりません。
なぜならお子様と異なり、歯並び・かみ合わせ異常の最大の原因である舌・唇の機能異常を治すのが困難だからです。
従って、成人矯正は後戻りの問題が深刻で、せっかく矯正治療を行っても年齢が高くなるにつれて歯並び・かみ合わせが乱れ、歯周病が極端に早く進行するなどの副作用があるからです。
また、ちょっとした癖で歯が動いてしまい、かみ合わせが崩れることにより顎関節症・肩こり・頭痛などの症状に悩まされることになります。

 

当院でも成人の矯正治療は希に行いますが、原則として動かした歯は被せ物(冠)で連結し、完全に固定してしまう場合に限って行っています。